晴れのち雨、ときどき曇り

推し活中心の人生に染まりたい女子の雑記ブログ

推し活_神谷浩史_小野大輔
DGS感想
おしゃ感想
推し活

【監督による色】 四月十一日を千二百回繰り返したと主張する男

 本ページはプロモーションが含まれています

待ちに待った朗読劇、「Staging!! (ステージン)Vol.1『四月十一日を千二百回繰り返したと主張する男』」を観劇してきました!

 

音響監督、映画監督、舞台演出家など様々なジャンルの演出のプロが「原作」を読み、解釈したうえで、キャスティング、音や光、音楽、演技などを自由に演出する。

「演出」にスポットを当てた企画。

企画・プロデュースに神谷浩史を迎え、すべての公演を観劇したくなる、新しくてチャレンジングな朗読劇が幕を開ける。

引用元:© Staging! All rights reserved.
https://officeendless.com/sp/staging/


そう、こちらの朗読劇、1つの原作を【演出家】によって脚本、舞台設定、配役などすべての環境が変わる取り組みになっているんです!

今までなら日程で配役が変わるなどの演出は体験した事があるんですが、演出家まで変わるお芝居は初めてです。

 

 

都合がつかず、水島精二監督の演出回は現地参戦が叶いませんでしたが、こちらは配信でチェック!

私の初回は若林和弘監督の演出回、6月28日の昼の部となりました!

キャストは入野自由さん、宮本侑芽さん、石川界人さんの三人。

神谷さん発起人の企画に入野さんが関わるというのもまたファンにとっては胸熱展開でした!

 

 

劇本編は1時間ほど、アフトに30分程の尺でした。

ストーリーが進めば進むほどどんどん物語に引きこまれていくのも久々の感覚!

 

舞台構成はスリットカーテンというか、紐のれんのような物でこちらからの視界を遮るようなセッティングでした。これもまた監督ごとに異なるようで。

キャストの表情がクリアに見えるわけではなかったので、彼らの声の演技と自分達の想像力のみで頭の中で場面展開されていきます。

 

自分は菜々を救うために四月十一日を千二百回繰り返したと主張する慶太。

そんな非現実的な事はあり得ない、と言いながらもだんだんと慶太を信じ始める菜々。

2人に起きている事などつゆ知らず、ちょっと気の毒な立ち位置にいる菜々の彼氏・彰 。

 

いやこれ観劇する私達も真実は一体何だったんだろう?って考えさせられるお話でした;( ˙꒳​˙ ;):

結局のところ、慶太の主張は本当なのか否か、という所です。

これはなかなか考察しがいのある脚本でしたね~!

 

私の中では慶太がループしていたというのは嘘で、【観測者】というストーカーだったというのが最初の結論でした。

が、実はループしていた事も事実で、かつストーカーであったのも彼だったのでは~という考えにもなりました(ˉ ˘ ˉ; )

 

まぁどちらにせよ、慶太はサイコパスでヤバイやつというのが私の中のオチでしたが…

随所に伏線という訳ではないですけど、慶太の言葉に説得力を持たせるようなシーンが入ってくるんですよね~

 

たとえば、ループの1つで、菜々の恋人の彰が犯人になるという結末もありました。

菜々はまずそれを信じないのですが、一旦その日に会う予定だった彼とのデートを回避しようとします。体調が悪いという菜々に対して看病を申し出る彰の姿に私達も「優しい恋人」という印象を持ちました。

その矢先に男物の靴がある事に気付き、玄関先で激高する彰。その豹変ぶりに、というか石川さんの怒のお芝居が本当に怖すぎて、心臓ヒュってなりました;( ˙꒳​˙ ;):

 

菜々も彰の変わりように驚き、「殺されるかもしれない」という恐怖が一瞬で芽生えるんですね。そうなると、慶太の話したループの内の1つに信憑性が増してくるんです。

でも普通に考えて、男を部屋に招き入れて自分の事を返そうとする恋人が目の前に居たらブチ切れるよな、と。冷静ではいられないでしょう(ˉ ˘ ˉ; )

 

考察し始めて感想書き始めるとだらだら長くなりそう…

水島監督の回は配信で確認していますが、こちらは映像を使って状況をより鮮明に映し出していますね。アニメ監督ならではの演出です(*ˊᗜˋ*)ノ

 

同じシーンでも水島監督の回はちょっとホラーっぽい、ミステリアスな感じに対して、若林監督はちょっと切ない感じのイメージです。

これ、脚本のセリフはほぼ変わらないのに音楽が違うだけでかなり印象が変わりますね!凄い!

 

 

アフトで若林監督がおっしゃっていましたが、この構想、実は3年前から神谷さん動き出していたそうです。

そこから小川哲さんに原作を書いて頂き、演出家それぞれが脚本に落とし込み、キャストを選考し…こんなに時間を費やしたからこそここまでのクオリティになったんだと改めて感激。

ちなみに水島監督と伊藤監督は脚本は外注で落とし込み、若林監督はご自身で落とし込んだそう。すご…

 

次回は7月15日の千秋楽公演。

キャストが二人で、彰は不在なんですよ!どんな脚本になるんだろう…

たったの2公演で違いがこんなにあるのだから、劇的に変わるのかなぁ?

 

ちなみにアフト中、浪川さんの話題が出て大盛り上がり。笑

 

宮本「自分が子役の頃、入野さんを見習っていけと言われた世代…(笑」

入野「あ!凄い!ちょっとこの話だけいいですか!皆さん浪川大輔って知ってますか?天才子役と言われた。僕はあの人みたいにはなるなよと言われました(笑」

宮本「私は入野さんみたいになれよと言われました(笑」

入野「いやすいませんね嬉しくて(笑」

石川「…そうかぁ弊社の社長はなっちゃダメなんだぁ(´∩ω∩`;)」

 

いやこの流れに会場大爆笑でした。笑

なんなら宮本さんの「子役時代に入野さんを見習って~」のお話が出た瞬間、私はこれ浪川さんの話が来るんじゃないかって思いましたよ。笑

そう思ってたら本当に苦し、ステイラック所属の石川さん目が泳いでたし!

 

さすが、その場に居なくても話題をかっさらっていく浪川大輔さんだと思いました゚(゚^ω^゚)。゚

それこそ当日の昼間、ボイコミラボを聴いていて、神谷さんが「一週間の内、1度はどこかの現場で浪川さんの話題が出る」とおっしゃっていたのが本当にリアルタイムだったので…笑

 

アフトまでしっかり楽しませて頂きました!

今回vol.1という事で、これがまた2、3と続いて行ってくれたら最高です!

 

千秋楽も楽しみにしています( *˘︶˘人)

 

くらうど🐷

 

\ランキング参加中★ぽちっとお願いします!/